




第3回のゲスト講師は「こしのくに音楽祭」実行委員会事務局次長、「森のゆめ市民大学」監事の若林忠嗣さんでした。
若林さんはジョークを交えながら楽しくお話しされる方で、この日のテーマは、こしのくに音楽祭の実行委員会の舞台裏、森のゆめ市民大学開校までの軌跡、ご自身で制作されているクラシックCDについてなど、多岐にわたるものでした。
こしのくに音楽祭は、10数畝前富山でなくなった世界的なヴァイオリニストであったシモン・ゴールドベルグを記念して、市民が中心となって、富山を元気にするために企画されたそうです。そのため普通のコンサートだけでなく、美術館やホテルでミニコンサートを開いたり、学校で子どもたちとワークショップを行うなど幅広い事業に取り組んだとのことです。お話の中で、富山においても楽器を作っている人がいることを知って、驚きました。
そういったお仕事のなかで若林さんが常に思っていることは「知的好奇心を忘れず、何事も自分から進んでいく」という前向きな姿勢だそうです。これは充実した生活をおくるためには誰にとっても大切なことだろうと思いました。
また、森のゆめ市民大学の開校までの経緯なども詳しくお話ししてくださいました。資金の問題や、アートに興味を示さない行政など、開校までには様々な問題があったそうです。しかしスタッフみんなで意見をだしあい、やれることをひとつひとつ積み重ねていったそうです。そして地域の特性を生かした、音楽の心をつなぐ学びの森を魚津市に開校させたそうです。
実際に事業やイベントに関わっている現場のお話しを聞くことができた今回の夕塾は、アートマネージメントの現状について知ることができてとても興味深い講演でした。